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「『さんまのからくりTV』が『DASH村』に負けた」ワケ
19:03 [テレビ]

「『さんまのからくりTV』が『DASH村』に負けた」ワケ

 22年という長きにわたり、日曜夜のお茶の間を楽しませてきた『さんまのスーパーからくりTV』(TBS系)が今年9月をもって終了することが明らかになった。「からくりビデオレター」「ご長寿早押しクイズ」「玉緒が行く」をはじめとして、「からくりみんなの!かえうた」「サラリーマン早調べクイズ」など数々のヒット企画が誕生してきた。  ⇒続きを読む

 そんな人気番組の打ち切り理由は言うまでもなく、視聴率低下。最盛期には27%あった視聴率は最近は6%まで落ち込み(既報)、テレビ東京の『モヤモヤさまぁ~ず2』の後塵を拝している。だが先のヒット企画にこそ、視聴率低下の一端があると見るのは、民放キー局で番組を担当する放送作家だ。

 

「1992~96年まで、この番組は30分番組でした。そして内容も、日本内外のホームビデオの場面の中からクイズを出題するという実にシンプルなものでした。しかしその後、1時間に拡大したことでコーナーを増やさなければならなくなり、先に挙げた企画が次々と考え出されるようになります。ただ、こうした企画は連続性に乏しいため、本当に量産しないと飽きられていきます。そこで、これでもかと“笑いどころ”を作り、攻めていく番組スタイルに変わっていった」


 
 だが、これが裏目に出ていく。それは、裏番組の『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)が「DASH村」という、1つの世界観の中で延々と農作業をするだけの、いわゆる“受け”の番組作りを始めた頃からだった。

 

「『いつみても波瀾万丈』(現在は『誰だって波瀾爆笑』)や『笑点』(ともに日本テレビ系)、『噂の!東京マガジン』(TBS系)といった日曜の番組に代表される、いつ見ても同じスタイルの番組が最終的には根強い人気を誇っています。それが安心感につながっていくのですが、『からくり』はコーナーをとにかく消費することでしか番組を続けることができなくなっていったのに対し、『DASH』は、『DASH村』という1本柱だけで対抗できるようになっていったのです」(同)

 

 さらに、30分時代から続いていた「ご長寿早押しクイズ」も、ある時期から「ヤラセではないか」とうわさされるようになり、2008年以降は一度も放送されていない。この看板企画の消滅と時期を同じくして、さらに番組がどこに向かっていくのかわからなくなり、糸の切れた凧のように迷走し始めていったという。

 

 別の業界関係者は、視聴率低迷の1つとして意外な理由を挙げた。

 

「『スーパーからくりTV』開始当初のレギュラー解答者だったうつみ宮土理が、自身の韓国留学を機に2007年一旦レギュラーを外れたのですが、留学を終えた後も、番組に戻ることはありませんでした。こうした不可解な降板劇は、さんまをはじめとして出演レギュラー陣をどこか家族のように思っていた視聴者に少なからず不信感と動揺を与えたのではないでしょうか」


 
 果たして9月以降、日曜午後7時に、さんまの笑いが戻ることはあるのだろうか? いずれにせよあと2カ月、レギュラー放送を心して見届けたい。

 

(サイゾーウーマン)

 

明石家さんま(あかしやさんま)
明石家さんま
活動 お笑い 
誕生日 1955年7月1日(62歳)
出身地 和歌山県 日本
性別 男性
星座 かに座

本名・杉本高文(すぎもとたかふみ)。
落語家を志して2代目笑福亭松之助門下となったが、師匠命令でお笑いタレントに転向した。

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